門周りの改修工事を行いました。
施工前の状況は、門の前に立派なサクラの木がありましたが、元々前の持ち主さんが花壇に小さな苗木を植えたもので、今では花壇のレンガを押し広げるほど大きくなってしまい困っていました。そこで門周りの改修と共に、もったいなかったのですが、家族みんなでお祓いをしてサクラの木もやむなく抜根することになりました。
まずは現況調査を行い、施主様の要望を聞きながら完成イメージの共有、お見積の協議を行い、いよいよ工事開始です。
スケッチ案です↓
境界杭
インターフォンは工事中も使えるようセッティング
サクラの抜根作業
境界杭の確認や既設物の確認と養生、安全確保をしっかり行いながら解体工事を行っていきました。
サクラの根株はスツールとしていつか再利用するためにしばらく乾燥保存です。
ブロック塀➡下地作り➡土間➡仕上げ➡植栽工事の順で施工していきます。
アプローチはアルゼンチン斑岩の乱張り舗装。苦労しましたがきれいにできました!
塀に下地を塗ってジョリパット塗装、飾りのタイルは、今まであったサクラへのオマージュとして花びらのピンクと葉の薄グリーンを花吹雪の様にイメージしました。施主ご家族と貼り付け、タイルの角はサンダーで削って安全に!
中のお庭も散水栓もきれいにやり換えました。
完成!すっきりとして広々としたかわいい門周りになりました。
サクラの代わり?に、ビワの鉢植え(娘さんが緑化フェスタで手に入れました)を置きました。
大きくなって実がなるといいですね(^^)
2年後 サクラの切株がスツールになって戻ってきました!屋内乾燥後、防腐剤処理をしてキャスターを付けました。施主様にはとても喜んでいただけました。